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私にできること
精神科の先生に「自閉症でしょうね」と言われ、
臨床心理士の先生には「自閉症の特徴が出ています」と
言われた、現在5歳の息子。


息子にはっきりとした診断が下るのには、まだまだ時間が掛かり、
12月の初め頃になる予定。


見た目は全く普通の子供です。
皮膚科の先生には情緒障害と思われ「母親の愛情が足りない」と
怒られたこともあります。
初めて体験すことに、パニックおこすことがあるからです。


息子の事を紹介するにあったて、何から書こうか迷いましたが、
ある出来事を今日は書きます。



6月の初めごろだったと思います。
いつものように保育園に迎えにいくと、
園庭から「あぶない、あぶにゃいよ~」と叫ぶ息子の声が。


何事かと見ると、ジャングルジムの上に息子の姿が。


ジャングルジムといっても、140センチぐらいの低いものです。
その上で、息子が端から端へ移動しようとしているのです。


「あぶにゃい!あぶにゃい!」と叫ぶ息子を、担任の先生が
「大丈夫!できる!がんばれ!」と励ましていました。


ところが息子は相当怖いようで、生まれたての子鹿のような姿で、
「あぶにゃいよ~~~。たちゅけて~~~。たちゅけて~~。」


その姿が、余りにも可愛くて私は、笑いながら近づきました。
その時、先生も耐えられなくなったように、噴出して笑ったんです。


そしたら、子鹿のように震え叫んでいた息子が、
震えるのも、叫ぶのも止めて、先生の顔をまじまじと見て、
こう言ったんです。


「先生、楽しい?」


先生が「楽しいよ」と答えると

息子は満面の笑顔で


「先生、良かったね」って言ったんです。


その後は、また叫びながらも少しづつ前に進もうと、頑張っていました。



私は、それを見て凄く嬉しかったんです。
人の笑顔を見て、自分も嬉しそうにニッコリ笑う息子を、とても愛おしい
と思いました。


この子には、笑われた=恥ずかしい=かっこわるいが、5歳でまだないんです。

人が笑う=楽しい=良いこと。なんです。


自閉症の特徴なのでしょうか?
いつも本当に純粋そのものなんです。


私に、この子が育てられるでか、不安になりました。


私にこの子が守れるか。
自分の人生の絶望に勝てず、泥沼の中でもがき苦しんでいた私に、
何ができるのか?



答えは簡単でした。
特別に、なにもする必要なんてないです。

他の子と同じように、私の出来ることしか出来ないのですから。


私には強い味方がいます。
世界一優しい心と、世界一綺麗な魂を持つ男。
そう、主人です。


そんな主人を、こよなく尊敬し、愛する私です。

こんな二人の間だからこそ、二人なら育てられるから、
息子は二人の間に生まれてきてくれたのだと、信じています。


6人出産、まず自分に出来ることを、日々頑張っていきたいと思っています。


優しい旦那様、可愛い子供達に囲まれ、
幸せを日々噛み締めながら、成長していく決意です。
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【2008/10/20 16:30 】 | 子育て・出産 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
まだまだ私の人生は忙しい
物凄~く久しぶりに、自分のブログにきました。
6人出産です。

このブログを留守にしていた数ヶ月の間に、

「私の人生って、作り話みたい」

と、思うような出来事が、またまたありました。

4月は、お姉ちゃんが中学生になりました(めでたい。めでたい)
そして、下のちび3人組みが保育園に通い始めたのです。


ここで、問題が発覚しました。
6人出産して、たった1人だけの男の子、
当時4歳に発達に何らかの問題がある疑いが・・・


前から、変わった子だとは思っていたんです。
でも、男の子は手がかかると、よく聞くし、
変わっているな~と思いながらも、周りの女達が強いだけかと
心配をしながらも、気にし過ぎないようにしていました。


しかし、保育園という新しい環境に入った時、我が息子はその変化にパニックを
おこす日が多くありました。

保育園の先生に「何らかの問題があるのでは」と遠まわし教えてもらい、
不安な私は、息子を精神科連れていきました。


4月の終わり、私がドキドキしながら、4歳の息子と予約した精神科の順番を待っているとき、
珍しく私の姉からの電話、
「母が脳梗塞で倒れた」と


私の人生忙しい。
それは、私がまだまだ頑張れる証拠。


現在、母は目しか動かない状態で入院中。
息子は、自閉症の可能性大で、療育センターに通い中です。


息子は来週、療育センターでIQのテストを受ける予定です。


母の事は、とても心配で、可哀想で・・・。
でも、私も自分のことで精一杯で、悔しい気持ちです。


息子の事は、精神科や臨床心理士の先生の話からすると、
得意なことと、苦手なことを持って生まれてきたようです。


目から入る情報に敏感なのに対し、耳から入る情報を上手く理解することが
できません。


息子の事を、これからブログに綴っていこうと思っています。


6人出産!人生波乱万丈!山でも谷でもなんでも来い!第2弾の
幕開けです!

今日は報告まで。

ちなみに、我が家族はみんな幸せな日々を送っています。
主人も子供達も元気です。
【2008/10/20 12:04 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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